お祝い伝統行事について


~お祝い行事~

節目節目に成長を神様に報告し、お祝いしましょう!

(お祝いする時期などは、地域によっても異なったり、体調を考慮して日にちを決めたりすることもあります)


~帯祝い~(妊娠5ヶ月)

お産の軽い犬にあやかり、出産の無事を祈って「戌の日」に腹帯をおくり、お祝いします。

 

~お七夜~(生後7日目)

赤ちゃんの名前を決め、お祝いの食事をします。

名前を紙に書き、神様にお供えします。


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~初宮参り~(生後1ヶ月頃または100日頃等)

氏神様に赤ちゃんが生まれたことを報告し、健やかな成長を祈ります。

おばあちゃんが赤ちゃんを抱くのが習慣です。

お宮参りの後は、両親や祖父母、親族などでお祝いの食事をすることことが多いです。

献立に特に決まりはありませんが、おめでたいもの、縁起の良いものが好まれます。

~お食い初め~(生後100日か200日等)

赤ちゃんが将来食べ物に困らないよう、大人と同じような食事を、親族の中でも長寿の方が、赤ちゃんの口元に運び、食べさせる真似をします。

この行事が終わると、皆で会食をします。

 


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~初誕生祝い~(満1歳のお誕生日のお祝い)

昔から、満1歳の誕生日は特別な日です!

1年間元気に育ってくれたことをお祝いし、これからも健やかに育ってくれることを祈ってお祝いします。

 

伝統行事も楽しみの一つではないでしょうか!?

「一升餅」を風呂敷に包んで背負わせたりします。

これは「一生(お餅のように)丸く円満に!」「一生食べ物に困らないように!」と願いを込めています。

「選び取り」という将来を占う行事もあります。

いくつかの物を並べ、赤ちゃんが最初に手に取った物でその子の才能や将来を占います。

地域やご家庭によって並べる物は様々ですが、一般的に

☆そろばん、電卓…商売の才能 ☆筆、文房具…芸術的才能 ☆物差しなど…職人の才能 ☆お札や小銭、財布…金持ちの才能

最近では

☆ボール…スポーツ選手 ☆マイク…歌手、アイドル などもあるようですよ!



~初節句~

(生後21日以降の3月3日地域により4月3日〈女の子〉・5月5日〈男の子〉)

女の子には雛人形を、男の子には武者人形や鯉のぼりを飾り、親族などで子どもの成長を祝い、お祝い膳を囲みます。

 

~七五三~

(山陰地方では、「紐おとし」といい、男の子:満3歳・女の子:満3歳でお祝いします)

子どもの成長を神様に感謝し、これからの幸せと健康を祈ります。

お参り後は、両家の祖父母やお世話になっている方を招いて会食するのも喜ばれます。

 

「紐おとし」と呼ばれるのは・・・
お宮参りの祝い着には、紐が付いていますが、3歳になるとその紐を取り、帯を締めてお参りをするのが由来とか。



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~長寿のお祝い~

還暦:満60歳

60年で再び生まれた年の干支に還ることから

古希:数えの70歳

唐の詩人のことば「人生七十 古希稀なり」から

喜寿:数えの77歳

「喜」の字をくずすと「七十七」に見えることから

傘寿:数えの80歳

「傘」の字をくずすと「八十」に見えることから

米寿:数えの88歳

「米」の字をくずすと「八・十・八」になることから

卒寿:数えの90歳

「卒」の字をくずし字が「卆」になることから

白寿:数えの99歳

百から「一」とると、「白」になることから